みなさんこんにちは。
冬の北京五輪が始まりました!
開会式は冬をというターゲットがあるのでとても分かりやすく素敵でしたね。しかし、最後の聖火は賛否が分かれるところかもしれません。
今回気になったのは、聖火の演出です。トーチをそのままさして聖火にする演出ですが、この聖火はどのように燃やし続けられるのかきになりませんか?
今回はこの件について確認してみます!
- 聖火が燃える原理は?
- トーチは燃やし続けられるのか?
聖火が燃える原理は?
- 聖火の燃料は水素
- CO2を排出しない
- 秒速17秒の風速にも耐える
- 50mの雨にも耐える
みなさんは東京五輪の聖火がどうやって燃えていたかご存知ですか?
聖火は基本的に燃料を供給し続けて燃えるのはなんとなく理解できると思います。しかし東京五輪ではその燃料を水素で実現するとい素晴らしい技術が秘められていました。
CO2を排出しない為の取り組みで、トーチだけでなく聖火台も対応していたようです。
また、東京五輪のトーチや聖火は50ミリの雨が降っても、台風の強風域レベルの秒速17mの風が吹いても消えません。
50mの雨ってバケツをひっくり返したようなレベルです。
これだけの技術を結集して、あの大きな聖火台に火をともせば消えないのはなんとなく理解できますね。
しかし、北京五輪は聖火台にそのままトーチを接続する事で実現しました。そこで気になるのが、これはどうやって燃え続けるのかです。
気になったので調べてみました。
トーチは燃やし続けられるのか?
- 聖火台に水素の供給パイプらしきものが見える。
- カートリッジに水素を供給してるのではないかと予想。
北京五輪でのトーチも東京オリンピック同様、水素が用いられています。
東京2020オリンピックではパイプを通して、直接水素燃料を選手村の建物に輸送できるようにして聖火台まで燃料供給していました。
トーチのサイズからして大会期間中の1ヶ月間の燃料があそこに含まれているとは考えにくい。そこで差し込んだカートリッジの内部へ燃料が供給されていると考えるのが自然な気がします。
恐らく北京五輪でもこの方法は採用されると想定されます。
ただし、雪の結晶を模擬した聖火台は空中に浮いており、外部から燃料を供給できるような構造には見えにくいが画像に何やら管のようなものを確認した。
現時点でどのような工夫と技術があって長期間の燃料を確保しているかは分からないが、恐らく差し込んだカートリッジ部分に供給してるように思われる(予想)。
トーチの聖火は不安?
東京2020オリンピックでも聖火リレーでは、ガスカートリッジの中途半端なねじ込みによる燃料供給不足によってトーチの火が消えた事は記憶に新しいです。
つまりかなりシビアな設計だという事は想像できます。この事例があるとさすがにトーチを聖火として使用したのには少し不安が残りますね。
消えそう・・・・
もちろんあらゆる耐久試験をしていると思いますが、あれだけ小さい機構なのでちょっとしたことで故障する可能性はあり得そうですね。
東京五輪の聖火リレー中に火が消える事が起きたのに、トーチをそのまま聖火台にともすとはかなりリスクが高そうだが、中国の革新的な技術があると期待したいですね。
北京五輪ではトーチの技術は公開されていないようだが、日本と同等の技術があるとすれば機構的な不具合が無い限り消えにくいだろう。
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まとめ
北京の冬季オリンピックで聖火がトーチのママだったので、どうやって燃やし続けられるのか気になり確認した。
- トーチの燃料は水素。
- 東京五輪では秒速17m、50mの雨が降っても問題ない技術があった。
- 東京五輪では選手村まで水素を運ぶインフラがあったが、中国も同じだと考えられる。
- 雪の結晶を模擬した聖火台のトーチを接続するカートリッジに水素を供給してそうなパイプが見える。
斬新なアイデアで世界中を沸かせたが、肝心の聖火が消えない事を願いたい!
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