電波望遠鏡の値段は? ブラックホールを撮影する為の費用とは?





出典:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190410-00000094-mai-sctch.view-000

みなさんこんにちは。

本日、国際共同研究チームがブラックホールの撮影に成功しました。

歴史的瞬間で、今後の動向が気になるところです。

ブラックホールは光すら取り込んでしまう闇の穴です。

今回、その光さえ吸い込む『闇の穴』の輪郭をとらえる事が出来た為、ブラックホールの解明に繋がる大きな一歩です。

今後は静止画だけではなく、動画での撮影に挑戦していくと発表していました。

さて、ここで少し気になる事があります。

ブラックホールを撮影出来るほどの望遠鏡っていったいどんなものなのでしょうか?

電波望遠鏡とは?


出典:https://kotobank.jp/word/%E9%9B%BB%E6%B3%A2%E6%9C%9B%E9%81%A0%E9%8F%A1-102713

今回使用されたのは電波望遠鏡と呼ばれるものです。

電波望遠鏡とは簡単に言うとパラボラアンテナです。要はテレビと同じで電波を電気信号に変える事が出来る望遠鏡です(すご~く簡単に説明してます)。

そして受信した電気信号を分析・解析して映像に変換することが出来ます。

つまり、電波望遠鏡の解像度は、アンテナの直径が大きく、観測する電波の波長が短いほど精度が向上すると言われています。

宇宙から放出される電波はとても微弱でとらえる事が難しく、ブラックホールは極めて高い感度を持つ電波望遠鏡で無いと観測は不可能だと考えられていたようです!

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電波望遠鏡を増やして感度を高める


出典:https://mainichi.jp/articles/20190410/k00/00m/040/260000c

今回の撮影では『VLBI(超長基線電波干渉計)』という技術が用いられており、世界で6ケ国同時観測する事で、解像度を高め、真っ黒な穴を捉える事が出来たようです。

これは離れた場所で観測した物を1ヶ所に集め、1つのデータとする事でそのデータのデータ量を増やし解像度を高めたということですね!

この技術で実質的に直径1万キロの巨大望遠鏡として使うことが出来たらしく、この解像度は人間の視力の300万倍の解像度まで達したようです。

観測場所と電波望遠鏡の種類


出典:http://www.nao.ac.jp/contents/news/science/2019/20190410-eht-fig3-full.jpg

今回撮影した場所と6つ場所と使用した電波望遠鏡は以下になります。

  • チリ アタカマ砂漠:アルマ望遠鏡
  • チリ アタカマ砂漠:APEX
  • スペイン ピコペレタ:IRAM30m望遠鏡
  • ハワイ マウナケア:ジェームス・クラーク・マクスウェル望遠鏡
  • ハワイ マウナケア:ジェームス・サブミリ波望遠鏡
  • メキシコ シエラネグラ:大型ミリ波望遠鏡
  • アリゾナ グラハム山:サブミリ波望遠鏡
  • 南極点基地:南極点望遠鏡

つまり、望遠鏡あっての成果と言っても過言ではありません。

電波望遠鏡の値段はいくら?

電波望遠鏡の値段は一般的に公開されていませんが、500億~2500億円くらいはかかるとの事です。用途によって値段が大きく異なる為一概に言えませんが短い波長を観測できるものほど高価になってきます。

つまり、今回ブラックホールを撮影したいくつかの電波望遠鏡は全部合わせると1兆円くらいの価格でもおかしくありません。

正に、世界を巻き込んだ一台プロジェクトだったと言えますね!!

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