みなさんこんにちは。
1月29日に『教えてもらう前と後【新常識!風呂と体洗い、冬こそ大根おろし、日本一の温泉】』が放送されます。
今日は『冬こそ大根おろし』に着目してみました。
なんと大根おろしはとても優秀な食べ物なのです。
いったい大根おろしはどの様な効果があるのでしょうか!?
調べてみました。
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目次
大根おろしは何が良いの??
大根おろしはいったい何が良いのでしょうか?
大根おろしは、大根をすりおろした時に発生するイソチオシアネートという成分に血液を若返らせる効果があるとの事です!!
ではこのイソチオシアネートとは何なのか詳しく確認していきましょう!!
イソチオシアネートの効力
① 殺菌作用
イソチオシアネートは強い殺菌作用があり食中毒防止や免疫力アップに繋がります。
また、ニキビなどにも殺菌作用として効果があると言われています!!
高い殺菌作用がある為、解毒酵素として働き、抗酸化力を高め、抗がん作用として働きます!!
解毒酵素?抗酸化力?…..難しい言葉が出てきましたね。要は細胞に掛かるストレスを抑え、細胞が破壊されるのを防ぎ、結果的にがん抑制として働くといったところです!!
② 動脈硬化予防
血管の内側にべったりと付いている脂肪を取り除き、血管内を綺麗にしてくれる効果があります。
2018年4月に国立がん研究センターが発表した研究として以下の結果が報告されています。
【実験条件】日本人9万人の健康調査を16年間調査
【比較対象】大根を摂取量に対する結果
【効果】大根の摂取量が多い人とそうでない人に対して下記結果が得られた。
・心臓の血管が詰まる心筋梗塞などの心疾患で死亡した人が約30%減
・脳の血管が破れる脳血管疾患の死亡者が20%減
どちらの病気も、血管が詰まり破裂する危険な病気であり、この死亡率が低いということはイソチオシアネートの効果によって血管内が正常に保たれている事を示します。
つまり、イソチオシアネートは血管の内側にへばり付いた脂肪などを綺麗に取り除いてくれる効果があると考えてさほど間違いは無いでしょう!!
③ 新陳代謝アップ
イソチオシアネートは②の効果によって、血流がよくなります。
血流が良くなれば、ヘモグロビンがより多くの酸素を運搬出来る為、結果的に代謝が良くなりダイエット効果に繋がるようです。
代謝が良くなれば、脂肪が燃えやすくなるので毎日の食事に取り入れると、忙しい中でも効率的にダイエットが出来るかもしれません。
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イソチオシアネートの摂取
まず、イソチオシアネートは大根に含まれている成分ではありません。大根をすりおろした時に細胞が壊れ、この時に化学反応が生じて発生する成分である事を覚えおきましょう。
つまり、大根ではなく大根おろしでないとイソチオシアネートは発生しないということです。
また、この成分は大根おろしをすりおろした時に出る大根おろしの汁に沢山含まれており、
【大根おろしの汁を捨てると言うこと = イソチオシアネートを捨てる】
と言っても過言ではありません!!
また、大根おろしは皮ごとすりおろすことで、ビタミンCも同時に摂取出来る為、皮ごとすりおろしましょう!!
注意しなければいけないのは、イソチオシアネートは熱に弱いことです。
つまり、大根おろしを煮たり炒め物に使ったりするのはNGです!!
みぞれ鍋のようにお鍋に入れてぐつぐつ煮込むのもダメです。お鍋には最後に入れて大根おろしには熱を加えない様にしましょう!(^^)!
大根おろしを使ったお手軽メニューとは?
おろしシラスポン酢和え
シラスと大根おろしを和えてポン酢や醤油かけて食べます。
わかめなども入れるとボリュームが出て低カロリーなのでお酒の御つまみにお勧めです!!
揚げびたし
野菜を軽く揚げて大根おろしと合わせる。
ポン酢やめんつゆが合います。揚げ物と一緒に大根おろしのビタミンCを摂取する事で栄養の吸収率アップ!!
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なめこの大根おろし和え
なめこと大根おろしを和えもの。なめこにある程度味が付いているのでそのままでも問題無し。
ご飯にかけても結構おいしいです!!
ほうれん草と大根おろし和え
ほうれん草と油揚げを一口サイズに切り、大根おろしと和えたもの。
他にもここにシラスやなめこを入れても問題なく美味しく食べられます!(^^)!
豚バラ大根おろし添え
夏の定番です。豚バラをあっさりした大根おろしとポン酢で合わせて頂くと夏バテ防止に最適です。
お餅と大根おろし添え
年末年始でよく見かけるみぞれ餅です。甘いのが苦手な人はみぞれ餅で健康を意識してみてはどうでしょうw
お鍋の後乗せ大根おろし
こちらは冬の定番みぞれ鍋。但し、注意は煮る前に大根おろしを入れては熱によってイソチオシアネートが逃げてしまいますので、食べる直前に大根おろしを添えることが大切です!!
揚げ物と大根おろし和え
居酒屋などにも出てくる竜田揚げの大根おろし和えです。
揚げ物ですが大根おろしでサッパリたべれます。
上記写真は下記からの出展です。
https://cookpad.com
https://www.lettuceclub.net
http://www.nissui.co.jp
https://recipe.rakuten.co.jp
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イソチオシアネートを多く含む食材とは?
イソチオシアネートはアブラナ科の植物に多く含まれています。
お勧め食材は下記の4種類です!!
『大根おろし』、『クレソン』、『にんにく』、『キャベツ』
他の食材でもイソチオシアネートが豊富に含まれている食材はあるのですが、イソチオシアネートが熱に弱い事を考えると、熱を加えずに食べる事が出来るものとしてこの4種類が挙げられます。
イソチオシアネートが豊富に含まれているが扱いにくい食材!!
『カリフラワー』、『チンゲン菜』、『白菜』、『小松菜』、『ブロッコリー』など
これらは生で食べる事が出来ない為、食材としては扱いにくいかもしれません。
但し、イソチオシアネートは熱に弱いとは言われていますが、軽く加熱する分にはイソチオシアネートがすべてなくなるわけでもないのでそこらへんは大丈夫です。
効果が半減するイメージでよいと思います。
一般的には炒めたり焼いたりするよりかは、蒸すと効果が多少残るようです!!
まとめ
- 大根おろし:イソチオシアネートが豊富に含まれている
- イソチアネート:高殺菌作用による食中毒やニキビなどの予防、動脈硬化予防、新陳代謝アップに伴うダイエット効果
- イソチアネートの摂取:熱に弱い為、加熱厳禁。大根おろしの汁に豊富に含まれている為、汁を捨てる事は厳禁。
- 大根おろしを使ったお手軽メニュー
☞ おろしシラスポン酢和え
☞ 揚げびたし
☞ なめこの大根おろし和え
☞ ほうれん草と大根おろし和え
☞ 豚バラ大根おろし添え
☞ お鍋の後乗せ大根おろし
☞ 揚げ物と大根おろし和え - イソチオシアネートを多く含む食材
【摂取しやすい食べ物】
☞ 『大根おろし』、『クレソン』、『ニンニク』、『キャベツ』
【摂取しにくい食べ物】
☞ 『カリフラワー』、『チンゲン菜』、『白菜』、『小松菜』、『ブロッコリー』
※加熱調理が基本な食材なので扱いにくい