<情熱大陸>脳外科のクリッピング手技と加藤庸子医師の凄さとは!

健康

みなさんこんにちは。

1月20日に【情熱大陸 加藤庸子/通称・ゴッドマザー!脳神経外科の凄腕女医…驚異の手術現場】が放送されます!!

 

今日は情熱大陸で紹介される脳外科で用いられるクリッピング術とその権威である加藤庸子医師について調べました。

 

加藤庸子医師とはどのような方なのか?

脳外科ってどんなのだっけ?

クリッピング術とはいったいどんな手法なのか?

先生の手術はどこで受けられるのか?

 

加藤庸子医師と素晴らしい医療技術についてみなさんも確認してみましょう。

加藤庸子先生:プロフィール

情熱大陸で紹介された加藤庸子医師のプロフィールをまとめました。


出展:https://medical.jiji.com/doctor/2468

  • 名前:加藤庸子(かとうようこ)
  • 病院:藤田保険衛生大学 坂文種報徳曾病院
  • 専門:脳神経外科
  • 得意分野:
    ① くも膜下出血(最も得意とする分野) ⇒ 破裂脳動脈瘤と脳静脈奇形
    ② 脳血管障害
    ③ 脳卒中
  • 出身:愛知県
  • 年齢:66歳(1956年生まれ)

 

加藤庸子医師は脳神経外科の分野で日本人初の女性教授となりました。

 

その後も、日本では初となる日本脳神経学会の女性理事に選任され多くの最新医療に携わってきました。

 

加藤庸子医師の貢献は手技だけではなく、女性医師が結婚や出産をしても働ける環境作りでも功績をあげられています。

 

66歳となった現在でも週3回以上手術に携わっており、女性脳外科医として世界最高数の3000名を経験した加藤庸子医師に手術を受けたいと多くの人が遠方から先生のもとへ訪れます。

 

加藤庸子先生の得意分野【くも膜下出血】とは?

情熱大陸で放送された脳外科のクリッピング術は、くも膜下出血を未然に防ぐ手技の1つですが、そもそも『くも膜下出血』とはどのような状態なのかおさらいしましょう!!

 

『くも膜下出血』とは
⇒ 脳内にできた血管のふくらみが突然破裂することで起こります。

 

どれほど怖い病気なのかというと……このように言われています。

 

クモ膜下出血では30%の人は治療により後遺症なく社会復帰しますが,約50%は初回の出血で病院にきても治療対象とならず、残り20%では後遺障害を残します(発症してからの意識の状態が予後に関連します)。

出展:http://www.akita-noken.jp/pc/patient/disease/section3/id45.php

 

つまり、くも膜下出血が発症すると50%の人は助からないと言われいます。50%って凄い高い割合ですよね。2人に1人は亡くなる計算になります。

 

また助かった人でも、後遺症が残ることもあり、とても恐ろしい病気だと言われています!!

 

以前大学病院の先生にお話しを伺った時、動脈瘤(血管の塊やふくらみ)で一番怖い事は、動脈瘤が出来た自覚症状が出にくいこと』と聞いたことがあります。

 

突然破裂したとたん上記に記載されている確率で生存が決まるのだとか。

 

ではくも膜下出血が発生すると人の脳はどの様になるのでしょうか?

 

グロテスクな画像が苦手な人もいますが大切なことなので確認してみましょう。

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くも膜下出血の脳内と症状

まず、くも膜下出血が発生する前のふくらみと、発生した際の脳の表面がどの様になっているかご確認頂ければと思います。

 


出展:http://www.akita-noken.jp/pc/patient/disease/section3/id45.php

 

左側が正常な脳ですが、右側は破裂して血液が充満しています。血液が充満するとその血液が脳内を圧迫して突然激しい頭痛や嘔吐、気を失う事などが症状として現れます。

 

脳はとてもシビアな組織で、このように内部で出血すると血液の圧がかかり続け、脳にダメージが残り、手足や言語に障害が残る可能性があります。

 

このような状況を避ける為に以下2つが非常に重要とされています。

  1. 破裂する前にいかに早く動脈瘤をみつけるか
    ☞ 大学病院の先生に伺ったところ、とにかく検査を定期的に行うことが重要。
    CT、MRI、3DCT血管撮影(3DCTA)、カテーテルなど
    ※動脈瘤を持つ家系の場合は
  2. 破裂後いかに早く手術するか
    ☞ 
    何か異変を感じたらすぐ救急車を呼ぶことが大切。
    良くあるのが我慢してしまう人。これは一番リスクが高いと思います。
    1秒でも早く手術が必要なこともあるので、すぐ救急車を呼ぶ事大切です!!

くも膜下出血を未然に防ぐクリッピング術

情熱大陸で紹介される加藤庸子医師の専門分野である脳外科で用いられるクリッピング術とはどのようなものなのでしょうか??

 

クリッピングとは、動脈瘤に血液が入り込まない様にクリップしてしまう手技で下記の図のようなイメージです!!

 

加藤庸子医師はこのクリッピング術の第一人者です!!

 

瘤に入り込む血液の流れを止めることで、破裂を未然に防ぎます。

 

え?それだけ?と思う方もいるかもしれませんが、大変難しい手技だと思います。

 

 

くも膜下出血についてや、加藤庸子医師の改革について知りたいかたは次ページへ

手術に大切なのは計画性

加藤庸子医師は『手術に大切なのは計画性』だと話しています。

 

脳はあらゆる神経の中枢ですので、手技中に間違って違うところ少しでも傷つけることは許されません。傷つけてしまえば他の機能が麻痺するなど後遺症も残ります。

 

また、脳内は血管が細い為、少しでも手技を誤ればすぐ出血します。

 

脳は非常に複雑であり、手技は電子顕微鏡を用いて行います。

 


出展:https://tv.yahoo.co.jp/program/53798962/

 

拡大された映像を見ながらとても狭い空間で必要な個所をクリップするスキルは熟練度が成功のカギを握ると言っても間違いは無いと思います。

 

とは言ってもどれほど難しい手技なのかイメージが付かないと思いますので、少し違った視点でご確認してみましょう!!

 

脳外科で使用されるガーゼ

実は私は学生の時に研究の一環で脳外科手術を見学させて頂いたことがあります。

 

脳外科手術をみて一番最初に驚いたことは、ガーゼの大きさでした。

 


出展:http://www.hakuzo.com/product/detail/index.php?id=357

みなさん一番右のガーゼのサイズはどのくらいだと思いますか?

一番右は10mm×10mmです。ちなみに、写真には載っていないですが、他の脳外科用ガーゼでは5mm×5mmもあります。

 

とても小さいですよね??

 

顕微鏡を見ながら5mm×5mmのガーゼをピンセットで掴み、どこにも傷つけずに自由自在に扱う事出来ますか??

 

私には絶対に出来ません!!

 

つまり脳外科の手術ってこんなに細かい作業で、難しいと言われています。

 

血管をクリップする事は熟練したスキルが要求され、とても難しい事ご理解いただけたと思います!!

 

ちなみにガーゼに糸が付いているの気が付きましたか??

 

これは、手術中ガーゼを脳の中に置き忘れないように1本ずつ糸を脳の外に出して使った本数を把握するようにしています!!

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女性医師が結婚や出産をしても働ける環境作り

加藤庸子医師は手術現場以外でもご活躍されています。

それは女性の働きやすい環境を作ることです。

 

加藤庸子医師が作り出した働き方改革は下記になります。

  1. 藤田保健衛生大学:週40時間労働のフレックスタイム制を導入。
  2. 子育て中の女医:週20時間の短時間就労可。
  3. シフト制を導入:手術の担当先生と術後管理の担当先生を分けることで実現。
  4. フォローにはインセンティブ:4の環境を支える医局にはインセンティブを出す。
  5. 「女性医師の会」創設:女性医師サロンを設け、女医の発言機会を増す。

 

結果的にまだまだ男性社会の外科医療分野において、加藤庸子医師の活動実績に感銘しました。

特にフォローする人にインセンティブを出すと言うのは、極めて大切だと思いました。

誰かの為にという概念だけではどうしても人は不満を覚えると思います。だからこそ、周囲の為に頑張ってくれた人にはその恩恵分をフィードバックするのは共感しました!!

 

このような制度は間違いなく、女性の活躍を大きくサポートしてくれていると感じました

 

最近、女性の医学部受験差別等の問題が世間で騒がれています。これ以外にも男性保育士への軽蔑なども取り上げられており、差別や偏見は日本の重要な問題と感じています。

 

女性だから、男性だからではなく、一人の人間がその実力を存分に発揮できる環境や周囲の理解が必要だと感じます。

加藤庸子医師の診療を受けるには

加藤庸子医師が現在勤めている病院は『藤田医科大学ばんたね病院』のようです。

 

愛知県の病院のようですね!!

 

流石に権威だけあって外来医師担当表に先生のお名前はありませんでしたが、もし先生の手術を受けたい人はまずここの病院へ連絡してみると足がかりになるかもしれません。

 

『藤田医科大学ばんたね病院』

藤田医科大学 ばんたね病院
藤田医科大学ばんたね病院は名古屋市中心部の金山エリアに位置する中核病院として、高度な医療技術を導入し、充実した地域医療を提供していきます。

 

なるべく定期健診をする事が大切

私事ですが、昨年母が動脈瘤で手術をしました。脳ではないですが、脾動脈瘤という病状でとても珍しく見つかりにくい動脈瘤でした。

 

たまたま、母が胸が痛いと言い出し事が切っ掛けで、地域の病院へ行ってもイマイチ体調が改善しないので、大きい病院へ一度検査へ。

 

すると母の胸には何も異常は無かったのですが、CTとMRI検査によって、脾動脈瘤が見つかったのです。

 

母の担当医が脾動脈瘤の見つかりにくさを説明しくれて、とても幸運だったと伝えてくれました。

 

もし、我慢して大きい病院で診療していなければもしかしたら今頃母はこの世にいないかもしれませんね!!

 

この時、家族全員が定期健診の大切さを思い知りました。

 

少しでも定期健診の大切さが伝われば嬉しいです!!

 

まとめ

  • 情熱大陸で紹介された加藤庸子医師についての紹介。
  • 加藤庸子医師:脳神経外科の分野で日本人初の女性教授と日本脳神経学会の女性理事に選任。
  • くも膜下出血:脳内にできた血管のふくらみが突然破裂する病気。
  • くも膜下出血の未生存率:発生すると50%と言われている。
  • 動脈瘤(血管の塊やふくらみ)で一番怖い事:自覚症状が出にくいこと。
  • くも膜下出血対策に大切な事
    1. CTやMRIなどを定期的に受け、破裂する前にいかに早く動脈瘤をみつけるか
    2. 破裂後いかに早く手術するか
  • クリッピングとは:血液が入り込まないように動脈瘤前の血液の流れ止める手技
  • 脳外科の手技:他の脳を少しも傷つけられない為、とても細かく神経を使う難しい手技
  • 加藤庸子医師が考える手術に大切なこと:手術に大切なのは計画性
  • 加藤庸子医師が作り出した女性の為の働き方改革
    ☞藤田保健衛生大学:週40時間労働のフレックスタイム制を導入。

    ☞子育て中の女医:週20時間の短時間就労可。
    ☞シフト制を導入:手術の担当先生と術後管理の担当先生を分けることで実現。
    ☞フォローにはインセンティブ:4の環境を支える医局にはインセンティブを出す。
    ☞「女性医師の会」創設:女性医師サロンを設け、女医の発言機会を増す。
  • 定期健診が重要である。
  • 加藤庸子医師の診療を受けるには:藤田医科大学ばんたね病院に所属しているようなので、病院へ問い合わせ。
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